文学同人誌〜提案から販売まで〜

「同人誌を作らない?」と友人2人と話し合ったのは4年以上前。最初は他愛ない雑談中のことでした。しかしその後実際に仲間を集めて文学フリマで販売するに至りました。

元々文学部に入るような友人同士でそれぞれジャンルは違えど小説を書いたり詩を書いたりしていました。

同人を作っている人たちも周りでは結構います。

「なんか作れそうじゃない?」という軽い気持ちでいつのまにか実際に作る気になっていました。

まずはコンセプトです。

一応、統一感を持たせたかったのでざっくりとでもテーマを打ち出せるものにしたかったのです。まず互いの好みもバラバラなので、我々執筆者共通点の「女性」をテーマにすることにしました。

自ずと表紙や中身のデザインもアイディアが浮かびます。フェードがかかったような暗い雰囲気、耽美なイメージ。

写真を趣味で撮っている子がいたので、表紙は写真で行くことになりました。

また執筆者も集めることにしました。それは予算を分担する意味と色んな人に参加してもらった方が本も売れるだろうという意図でした。

それから約8ヶ月後に迫った文学フリマに間に合わせて販売するという目標を立てました。

このときに様子は書記を作ってレポートにまとめました。

その後それぞれの友人や大学コースの知人に声をかけて人数は10名ほどになりました。

参加費は1人1500円になりました。

情報を共有するために今でこそラインを使っていますが当時はメーリングリストを使いました。

そして作品を募り始めました。

締め切りは長く4ヶ月ほど設定したのですがその間管理者は非常に緊張します。

常にみんなが締め切りに間に合うか心配していたような感じです(実際は締め切り2週間前にリマインドするだけですが)。

同時に自分の作品を作らねばなりません。

集まった作品はやはりそれぞれ違った作風のようでした。

小説も私小説からファンタジーまで。

この後メーリングリストを通じて互いに作品を共有して合評を行うことにしていたのですが、

おそらく普段読む作品も人それぞれなので一抹の心配もありました。

合評は大体1週間以内で行いました。

心配していたほどではなく、作者の方々は自分への評価を見て作品を調整します。それからまた1ヶ月ほど時間がかかりました。

作品が校了され、データをまとめるのが得意な子が1人で書式を整え印刷所に発注しました。

発注後はスムーズに行きました。

集金ですが、振り込みをしてもらうことにしました。冊子が出来上がった後に貰い受ける形にしました。

冊子が完成して、文学フリマへの申し込みも無事完了し(簡単にできますが見本誌を送ったり作業もあります)当日を迎えました。

販売者は私たち3人でした。

当日は4000人ほどの来場者があったようで、私たちの冊子は一応ほぼ完売しました。飛ぶように売れたとまでは行きませんでしたが、同じく出品している人などが買ってくれました。

終わった後は片付けやら移動やらそれだけでも大変ですが、

長いプロジェクトを終えた達成感がありました。また参加者の方々にも良い報告をすることができました。

そして今年で3回目になり、人数も増えて20人ほどでやっています。

このまま行けば、今度も続けていくような気がしています。

このまま行けば、今度も続けていくような気がしています。